2014年04月21日

RECORD STORE DAYに参加してみて vol.1

4月19日(土)は「RECORD STORE DAY 2014」(以下、RSD)。
これまでは、気になるものの身近な存在でなかったRSDですが、昨年末にレコードプレーヤーを手に入れた事もあり、今年は当事者として初参加してきました。

ということで、RSD初参加の雑感を2回に分けて簡単に書いてみます。
今回は、そもそもRSDってなんなのか、日本の状況と2014の様子(実感レベル)について簡単に纏めました。


■そもそもRECORD STORE DAYとは?




僕のブログでは(勝手に)御馴染みのFLAKE RECORDS・ダワさんのツイート。

RECORD STORE DAYとは、レコード屋とアーティストが一体となって、近所のレコード屋に"直接足を運び"、 "CDやアナログレコードを手にする面白さ"や"音楽の楽しさを共有"する、年に一度の「祭典」のことです。2007年にアメリカでスタートして以来、4月の第3土曜日に開催されています。毎年、限定盤のアナログレコードやCD、グッズなどがリリースされると共に、この祭典を盛り上げるために多くのアーティストが世界中のレコード屋でライブやイベントを行っています。(RECORD STORE DAY JAPANのHPより内容抜粋)

ちなみにRSDでは、毎年ビッグアーティストがアンバサダー(大使)に就任することでも有名です。過去にはメタリカ、イギー・ポップ、ジャック・ホワイト等そうそうたる面々が名を連ね、2014年はパブリックエネミーのチャック・DがHIP HOP畑から初のアンバサダーに就任した事も話題になりました。

日本ではRECORD STORE DAY JAPAN(以下、RSDJ)として2012年にスタート。3回目の開催となる今年は、アナログ好きとしても知られるASIAN KUNG-FU GENERETIONのゴッチ氏が国内初のアンバサダーに就任したことで、いよいよ日本でもRSDが本格的に盛り上がるのでは??と開催前から期待の声があがっていたのを覚えています。


■今年のRSDJはどうだったの??

まだなんらの公式データも発表されていないので何とも言えませんが、個人的な感覚としては、「今年のRSDJは昨年に比べてかなり盛り上がったなぁ」というものです。

僕はこれまで参加はしていなかったものの、4月の第3週土曜日はこっそりTwitterを覗いていましたし、様子見に街中を歩いたりしていました(笑)で、TL上で呟かれている量も、街中で見かけるレコード袋を抱えている人の数も、昨年に比べて圧倒的に多い印象を受けました。実際、「朝イチで出たのにお目当てのレコード売り切れてた!」や「人が多すぎてお店に入れない!」なんて声がTL上に飛び交い続けていました。










なんで今年はこんなに盛り上がったのかなぁ、とか考えてるんですけど、パッと思いつく理由はこんな感じです。

@ゴッチ氏のアンバサダー就任
自ら運営するレーベルからアナログをリリースし、Twitterやブログ等で日頃からアナログ愛を語っている点に加え、幅広い層から支持を受けるロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルを務めるゴッチ氏。

おそらくそんなゴッチ氏は、アナログ好きからの好感度も高く、かつアナログやレコード屋にちょっと距離を感じる若い世代にも身近に感じられる存在。彼がこの祭典の「顔」になったことが結果的に昨年までよりも幅広い層にリーチできた理由のひとつなのではないかな、と感じます。


ARSDJ限定アナログのリリース増
RSDJのHPによると、過去3回のRSDJ限定商品のリリース数は以下の通りです。

・2012年:4作品
・2013年:14作品
・2014年:44作品

<参考>
RSDJ2012/2013のリリース作品
RSDJ2014のリリース作品

2014は2013の約3倍ものリリースがあったわけです。もちろんその中にはロックだけでなくHIP HOPやエレクトロニカ、フォークにアイドルと非常に多岐にわたるジャンルからラインナップされており、その分だけRSDJに興味を持った層が増えたのではないか、と考えられます。

加えて、今年のラインナップにはアジカンやきゃりーぱみゅぱみゅ、サンボマスター、くるり、木村カエラというようないわゆるチャートの上位に顔を出す知名度の高いアーティストのラインナップが増えた事で、レコードに馴染みが薄い層にも興味を持たせる事ができたのではないかと思います。


BRSDJ参加店舗の増加
RSDJ 2014では全国各地のレコード屋が約100件参加しています。残念ながら2012と2013の参加ショップ一覧を見つける事ができなかったので正確な数は分かりませんが、昨年に比べて確実に参加店舗数は増えたのではないかと思います。

特に影響力が大きかったのがレコード屋最大手・タワーレコードの大規模参加。音楽好きにとって身近な存在のタワレコの参加によって「音楽は好きだけどアナログは持ってません」という人達が、土曜にタワレコ寄ったらRSDJやってたので普段触れないアナログ触れてみよう(場合によっては記念に7インチ1枚買ってみよう)というきっかけになりえたのではないかと思います。

※ただ、RSDへの大型レコード屋の参加を手放しで喜んでいいんだろうか、なんて感じる部分もありました。それはまた改めて。

<参考>
RSDJ2014の参加店舗一覧
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ということで、次回は僕自身の当日の動きや購入商品、そしてRSDに初参加してみて感じた事を簡単に書いてみたいと思います。鉄は熱いうちに、ということで早めに更新する予定です!
posted by Ai_Tkgk at 22:58| Comment(0) | 考察・コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

KEMURIとATATAの話

今日発表されたライブがとても嬉しくて、別に自分の事でも何でもないのに、その嬉しさに任せてこの時間からパソコンを開いてブログを書いています。

日本が誇るスカパンクバンド・KEMURIが2014年3月5日にリリースしたカヴァーアルバム「KEMURIFIED」を携えて5月に行うリリースツアーの対バンが発表されました。

5月23日(金)の渋谷AX公演の対バンは「ATATA」。

Twitterでフォローしてくれている人はよく知っていると思いますが、両方とも僕がしょっちゅう呟いている大好きなバンドです(それぞれのバンドについて、一本ずつエントリーが書けちゃうくらい想いがあるので、それはまたの機会に譲ります 笑)。

実は僕が生まれて初めて見た邦楽のライブが99年夏のフジテレビ・FACTORYの収録で見たKEMURIなんです。圧倒的なパフォーマンスと彼らの持つポジティブな精神性に魅せられ、その後もライブに通いつめ、就活時の面接で「座右の銘は?」の質問に「Positive Mental Attitudeです。これは僕の好きなバンドが・・・」と語り出すほど影響を受けていました(笑)

2012年4月、友人のおかげで縁あってVo.伊藤ふみおさん(以下、ふみおさん)とお酒をご一緒させてもらう機会がありました。前述したように僕はKEMURIに大きく影響を受けているので、その場ではとにかく興奮と緊張ばかりしていたことを覚えています。会も終盤に差し掛かった頃、ふみおさんから「最近なんか面白いバンドあるの??」と聞かれた時に、僕は「ATATAです」と答えました。

ATATAは、友人に誘われたライブで偶然ライブ(しかも彼らのデビューライブ)を見て心奪われてから、まるで高校生の頃のように追いかけ続けているバンドです(僕が彼らに惹き付けられて止まないのはライブだけが理由ではないのですが、いずれ整理して書きたいと思います)。Vo.奈部川さん(以下、ナベさん)が前に組んでいたバンドで共演したKEMURIに対して熱い想いを以前からツイートしているのを知っていた僕は、「差し出がましいんじゃないか
?」、と迷いながらも自分の中で一番面白いバンドだと思っているATATAの名前を口に出さざる得ませんでした。



「ふみおさん、ぜひ音源聞いて下さい!」とATATAについて語る僕に、ふみおさんはあの笑顔でにやっと笑いながら一言「ナベちゃん、また面白いことやってんだ。」って呟いて、それを聞いた僕はなんだかとても嬉しかったことを覚えています。

それからまた少し時間が流れて、KEMURIのREUNIONツアー。僕は仕事を休んで参加だったので(笑)会場に予定よりも早くついて物販が空くのを待っていると後ろから「Aiちゃん」と声を掛けられました。顔を上げてみると数時間後にはライブをやる予定のふみおさんの姿。10分程度立ち話をする中で「Aiちゃん、最近ATATAのライブ行ってるの??音聴いたけどかっこいいね。」なんて話があったりもして、どこかでこの2組が出会えたら嬉しいなぁなんて勝手に思ってました。





その後、上の流れのようにTwitter等で2組の距離が少しずつ縮まっているのを見ていたので、自然とこの2組の対バンを期待しながら待っていたのです。そしてそれが今日ついに発表されました。




元々この日のチケットは取っていたのですが、思いがけず夢の現場に立ち会える事になり2ヶ月前の今から感無量です。この対バンについてナベさんがブログを更新していますが、並々ならぬ想いが伝わってきます。そして、僕の経験上、こういう相手が対バンのときのATATAのライブはただ凄いだけに留まらない。きっと僕らが自然と笑顔になってしまうような、あっと驚くサプライズも用意されているはずです(と過剰な期待をかけてみます 笑)

このエントリーを読んでくれた人の中で、「KEMURI大好きだけどATATAは知らないなぁ」って方、ナベさんが先ほどツイートした内容を下に引用しますので、ぜひ音源を聴いてから彼らのライブも楽しみにしてもらえればと思います。絶対に期待超えてくれると思うので。





そして、最後に僕の座右の銘を(笑)



では、おやすみなさい。

posted by Ai_Tkgk at 02:07| Comment(0) | 邦楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月15日

気になる洋楽〜北欧のバンドがグッとくる編〜

最近、Twitterやらラジオやらで耳にして、これはいいなぁと思うバンドが、なぜか2組とも北欧のバンドだったという偶然。

北欧と言うとBjorkSigur Rósのような壮大な広がりを持つ音楽が多い印象だったんです。

が、最近は例えばエモだったり、カントリーだったり、エレクロニカだったりをベースにしつつUSインディーシーンっぽい音を出してるバンドが増えてきてて面白いシーンになってるんだなぁ、と(知らなかったのでちょっとこのあたりを探ってみようと思っていたり。。。)

特に今回載せてる2バンドは、COMEBACK MY DAUGHTERSやQUATTRO、the band apart周りのシーンが好きな人には結構グッと来たりするんじゃないでしょうか。

■スウェーデン・ストックホルム発、4人組エレクトロ・ダンスロックバンド「The Royal Concept」

The Royal Conceptはスウェーデン・ストックホルム出身の4人組バンド。元々はThe Conceptという名前で活動していたようですが、既に同じ名前のバンドが存在していたので現在のThe Royal Conceptという名前に変更し、2010年にシングルデビュー。今年、ユニバーサルから世界デビューアルバムの発売が決定しています。

日本では昨年、アルバムデビュー前にサマソニにも出演しています。そういえば、去年のSUMMER SONIC、開催中から終了後までこのバンド名と共に「今年のサマソニベストアクト!」という言葉を沢山耳にしました(ちなみにサマソニ直後、キュレーション型音楽メディア・Spincoasterで特集も組まれてました)。




彼らはよくフランスの国民的バンド・Phoenixを引き合いに語られたりもしていますが、楽曲のポップさ、そしてダンスエレクトロニカをベースにしつつポップさに富んだ踊れる楽曲達はPhoenixに通じる部分が多い気がします。加えて楽曲の中にどことなく「エモさ」を感じる哀愁漂うフレーズが織り込まれてるところもグッとくるポイントです。

昨年ドロップされた彼らのアンセム(になるであろう)「On our way」のBメロからサビにかけての流れはライブでの大合唱は必至ですね!ちなみにこの曲、サッカーゲームの「FIFA 14」のテーマソングにもなっています。今年はワールドカップイヤー。ワールドカップ効果もうまく取り込んで一気に彼らがスターダムに駆け上がるきっかけになるかもしれません。



アルバムリリースは5月(日本版)の予定ですが、これまでの代表曲をまとめたEPが1,000円以下で買えてしまうので、ぜひ近所のレコード屋に行って手に取ってみて下さい!



※(2014/3/18追記)
2014年5月3〜5日に新木場STUDIO COASTで開催されるJAPAN JAM 2014への出演が決定しました。何たる偶然!そしてグッドタイミング(笑)


■ノルウェー・ベルゲン出身のインディーポップバンド「Kakkmaddafakka」

Kakkmaddafakka(“カックマダファッカ”と読みます)は、ノルウェーはベンゲル出身、Gt/VoのAxelとCello/VoであるPålのVindenes兄弟を中心に結成された5人組バンドです。2007年のアルバムデビュー後、2008年にはMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで最優秀ノルウェー・アーティストにノミネートと本国で早々に頭角を現しつつ、昨年12月に3rdアルバム「Six months is a long time」で日本デビューも果たしました。

12月にレコード屋をうろついていたときに、ジャケットのインパクトに惹かれ久々にジャケ買いして久々に大当たりしたバンドです。「ポストVampire Weekend」と言われることが多いみたいですが、個人的にはVampire Weekendよりも、楽曲が持つポップさだったりキャッチーさだったりが突き抜けていて、肩に力入れずに楽しめるなぁという印象です(別にVampire Weekendが堅苦しいってわけじゃないですけどね 笑)。

僕はアルペジオを主体に組み上げられた楽曲構成が大好きだったりするので、彼らの代表曲の1つである「young」のダンサブルなアルペジオ展開に底抜けに陽気なノリは完璧にストライクど真ん中です!
まだ来日公演が実現していない彼らですが、海外アーティストの来日公演をみんなのリクエストで実現するサービス「alive」で現在上位に名を連ねていることもあり、2014年はぜひ日本でライブが見たいものです(個人的には、Fuji Rock 2014に是非呼んでほしい!!)。勿論片手にはビール持参で!



良い意味で北欧っぽくない底抜けに明るい感じが新しいです。




ラベル:紹介 洋楽
posted by Ai_Tkgk at 14:34| Comment(0) | 洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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